Interview
F.K.
就職活動を始めるにあたっては、消去法で飲食業や接客業など興味がない業種を除き、建設系、商社に絞って、規模の大きい会社からアプローチしていきました。大成温調には学内の会社説明会で出会いました。決め手になったのは「チームで仕事をする」という言葉でした。当時自分はストリートダンス部に所属し、テスト前の勉強やバイトにおいても部活仲間と切磋琢磨していましたので、「チーム」で挑むというやり方は、自分にピッタリだと直感したからです。
ファシリティ営業課は、市場調査やアプローチ方法の検討、営業戦略の立案を行い、受注に結び付けていくことをミッションとしています。主には関西地区、四国、中国地区、の官公庁、お施主さま、ゼネコンへの営業を担当しています。定期的に訪問し信頼関係を深めながら、引き合いが発生したら、営業部で協議の上、積算部署へプロジェクトの見積り依頼をします。さらに工期、リスク、技術要件などを考慮して詳細な計画を立て提案に臨みます。受注すると工事部に引き継ぎます。
入社後半年ほど東京本社で研修を受け、そのまま東京配属となりました。東京では4年間民間営業を担当させていただき、主に首都圏を営業しておりました。大阪への移動は2023年の春からです。
高校では野球部に入っていました。大学ではストリートダンスに没頭しました。年に2度の大きな大会では関西地区では400名ほどのダンサーが集まります。個人戦と団体戦があり、団体戦ではチームパフォーマンスを競い合います。「チームプレー」は私の青春そのものです。
大学に入った時は工学部の応用化学科だったのですが、実験に明け暮れる日々に違和感を覚え、2回生になるときに、思い切って文系に編入させてもらいました。文系学科として唯一の選択肢が知的財産学科だったので、純粋に知財を学びたいという意志から文転したわけではありません。元々、自分は人とのコミュニケーションが好きで理系で研究職を目指すというより、文系でコミュニケーションなどを学びや営業職に就きたいと思いました。
入社前の内定者顔合わせ、入社後の研修ともに東京の大井町本社に出向きました。入社後の研修期間は半年です。最初の3ヶ月は大学の延長のような感じで座学中心でした。この間の住居は本社から歩いて5分ほどの寮になります。
マーケット規模が違います。それに伴って組織の編成も異なっています。弊社の営業ですと東京の場合、官庁とゼネコンさんをそれぞれの専属部隊で対応していますが、大阪は、お施主さんを含めて、ひとまとめになっています。大阪は関連部署がワンフロアに集まっているのに対し、東京は人員が多い為各部署が別々のフロアになっています。仕事の効率という点ではワンフロアが良いと感じました。
同行中に都度教えていただくというのが基本です。当社の風土面の良い点だと思いますが、面倒見が良い上司がたくさんいます。「失敗を糧に成長するように」という言葉を常に言ってくれます。挑戦を後押ししてくれて、失敗をした時には相談にも乗ってくれます。時々、仕事を終わりに呑みに連れて行ってくれて話を聞いてくれます。公私ともに良くしていただく中で、目に見えないフォローをいただいていると感じています。
営業のアプローチでは、想像力を巡らせて様々なケースを想定するようにしています。お客さまの一歩先を読むこと、そして何よりも、粘り強くいくことです。最近では話し上手より、聞き上手になろうと意識しており、自分より相手に喋ってもらうように意識しています。また、営業では初対面での印象も大事だと思います。清潔感、好感度を保つため、ジムに通っています。平日の朝5時にジムに行って筋トレをする時もあります。スーツ姿にも気を遣っています。
お客様へ定期的に訪問し信頼関係を深め仕事の受注に繋げたいと思います。また、案件の最新情報を収集できるよう人脈や情報網を構築し、先輩方が築いた既存顧客様との信頼関係の維持と継続をしていきたいです。民間・官庁の対応ができる営業マンになりたいと思います。