INTERVIEW 03 社員インタビュー

野呂 ちひろ(設計)

東京本店設計統括部

2017年入社 東北工業大学 ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科卒

Q1 |どのような基準で大学を選んだのですか

高校生のときに東日本大震災を経験しました。私はその数年前に新築した家に引っ越していて直接被害は受けませんでしたが、以前の場所に住んでいたら無事ではなかったかも知れません。そのとき安心できる住宅の必要性を感じ、また被災された高齢者の方のお世話などをしたことから福祉にも関心を持ちました。こうした経緯もあり、住まいのことや福祉のことを総合的に学べる学科のある大学を選びました。

Q2 | どのような就活をしたのですか

最初は大学で学んだことを少しでも活かせるように住宅やインテリア業界を中心に回りました。しかし自分のなかで決め手になる企業とは出会えず、内定をいただいても「本当にここでいいのか」と迷い、就活を続けていました。そうした折、大学の先生から大成温調を紹介していただきました。設備業界は知っていましたが私の専門とは少し違っていたので当初は「どうかな?」という不安が先立ちました。

Q3 | 入社の動機を教えてください

最初の面談で大成温調の採用担当の方が大学のある仙台まできてくれました。そこで5時間ほど一対一の面談をしてもらいました。技術系の仕事をしたかったのですが、建築設備の知識がないなど不安がいくつもあったので、たくさんの質問をしました。真摯に熱心に答えてくれて、不安を一つひとつ解消することができました。その後、教育研修や社風、女性の活躍度なども色々確認ができて、出会ってからひと月後には「この会社で仕事をしたい」と思っていました。

Q4 | 現在の仕事内容を教えてください

技術部は主に改修工事を担当する部署で、工事の設計と積算を行いますが、私は現在、先輩社員について積算を担当しています。図面から必要な機器、配管などを拾い、金額を見積書としてまとめます。

Q5 | 仕事はどのように覚えましたか

一般的な社会人マナーに始まり設備の基礎から教えてもらえると入社前に説明がありました。教育研修を終え、本配属は1年目の10月で、そこから教育担当の先輩が付いて、その先輩の業務を手伝いながらOJTで指導を受けています。最初は専門用語など分からず話についていけませんでしたが、半年ほどの間に少しずつ業務の流れや用語なども理解できるようになり、最終チェックはしてもらいますが、部分的に任されるようになってきました。

Q6 | 職場の雰囲気はどうですか

教育担当の先輩はじめ、優しい人ばかりです。技術部全体でサポートしてくれている感じで、分からないことは解決するための考え方、調べ方などを教えてくれ、ときには一緒になって考えてくれます。毎日楽しく仕事ができています。入社前にイメージしていた通りの会社・職場であり、もしかしたらそれ以上かな、と思うこともあります。色々迷った就活でしたが、今は自分の判断が正解だったと実感しています。

Q7 | 「もう辞めたい」と思ったことはありますか

不安に対する回答に納得したうえで入社しましたし、身に付けたいこともまだたくさんあるので辞めたいとは思いません。頑張ります!

Q8 | どんなことを身に付けたいと思っていますか

今は積算がメインですが、ゆくゆくは設計もできるようになりたいです。また上司からもそのように言われています。お客さまから依頼のあった工事の設計図を描いて提案し、積算も自分でやる、そういう一通りの仕事ができるようになりたいですね。

Q9 | 現在はどのようなときにやりがいや喜びを感じていますか

改修工事が完了したときは、先輩と一緒に現場に行くようにしています。竣工した現場を見たときは少なからず達成感があります。社会とのつながりを感じますし、その建物を使用する人の快適さや安心というものを支えるうえで役立っている実感があります。

Q10 | 所属部署で女性は活躍していますか

設計部には多くの女性がいて、新築物件の工事の設計をハツラツとこなしている先輩たちがいます。今は憧れでしかありませんが「私もああなりたい」と思います。

Q11 | 大成温調という会社の魅力はどんな点に感じていますか

風通しの良い社風ですから、社員の仲も良く、プライベートでも一緒に遊びに出かけたりしています。また私は借上寮の制度で、居住者が女性限定の部屋を用意してもらっているほか福利厚生も整っています。育休制度を利用している先輩も多いですね。在宅勤務への対応が検討されている点も素晴らしいと思います。

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