採用コンセプト

ゼネコンさんが担当している建物の外側（構造・意匠）とは異なり、サブコンとして建物の中身（空調・衛生設備）を担当しています。建築現場で実際に空気や水に関する「ものづくり」を行うことで、建物に命を吹き込んでいます。
普段建物内で過ごしている時に、建築設備のことを意識する機会はほとんどありません。しかし、空気や水に関する設備は人々が生きていく上で必要不可欠であり、日常を快適に過ごすための環境づくりに大きく貢献しています。
建物が完成した後は壁や天井の裏に隠れてしまうため、普段はあまり目立たず皆様の目に触れる機会は少ないかもしれませんが、縁の下の力持ちとして陰ながら人々の生活を支えている重要な仕事です。

当社が普段行っている仕事は、数億円～数十億円規模の大型建築物や、地域のランドマークになるような有名物件を担当するため、建築現場でのものづくりの楽しさや竣工後の達成感、忙しい中で幅広い業務に取り組むやりがい等が多く存在します。しかし、仕事はそればかりではありません。やりがいや達成感がある分、大変なことや辛いことも沢山あります。当社の選考では、毎日の業務内容から配属先での日常までを理解し、納得いただいた上で「学生側が企業を選ぶ」という形を大事にしています。

そのため、1年目のうちから利益を残して結果を出すことを考えるよりも、まずは先輩のお手伝いから基本業務を覚え、現場では職人さん方と交流することで関係性を構築したり、仕事を教えてもらう時間を大切にしています。そして5年程の時間をかけて、一人前の技術者に成長してもらいたいと考えています。
技術の専門知識を使う以上、突然仕事が出来るようにはなりません。まずは目の前の仕事に興味を持って、「もっと知りたい」「詳しくなりたい」「出来るようになりたい」と思ってもらえたら、それで十分ですし、会社としても非常に嬉しいです。

当社は、失敗を許容する文化のある会社です。若手のうちは沢山失敗をして、先輩に沢山尻拭いをしてもらってください。自分に出来ることを精一杯頑張った結果であれば、たとえ失敗してしまったとしても、今後の経験値として自分の財産になります。最初のうちは必要以上に失敗を恐れず、様々なことにチャレンジしてもらいたいと考えております。